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不動産投資物件の現地確認のポイント

2020.01.15 | 物件・エリア選び

不動産投資を始めようと考えたとき、「何から始めればいいの?」という疑問を持つ方もたくさんいるのではないでしょうか。ここで大切なのは、「現地を自分の目で確かめる」ということです。そうはいっても、実際に購入検討中の物件を確認するにあたって注意すべきポイントは意外と分からないものです。そこで、今回は投資物件の現地確認を行う際、確実に押さえておきたいポイントをおさらいしていきます。

■購入する物件は現地で必ず確認を

記事を読まれている方の中には、これから不動産投資を始めていこうと考えている方や、あるいはすでに数棟の投資用物件を保有している方もいるかもしれません。不動産会社から数多くの投資物件の提案を受けている方にとって、「いかに自分の資産を効果的に運用するのか」という部分は外せない事項でしょう。

また、利回りや築年数、入居率などの情報には特段興味を惹かれているのではないでしょうか。しかし、ここで忘れてはならないポイントがあります。それは、これから購入しようとしている不動産は、不労所得を生み出してくれる有形の資産であると同時に、「実際に人が住み、日常生活を送るための住居」であるという点です。

したがって、「人が住むのに適した環境なのかどうか」という点を確認するためにも、実際の物件はもちろん、物件周辺の状況も、「自らの足で歩いて」チェックする必要があるといえます。


3つの確認ポイント
それでは、購入検討中の物件を実際に確認するにあたって、どのような点に気を付ければいいのでしょうか?今回は、3つのポイントをご紹介したいと思います。

●駅からの距離や周辺環境
賃貸マンションを借りる人の多くは、通勤や通学で駅を利用するケースが多いと考えられます。特に都内に勤務先や学校がある場合、「駅からの徒歩分数」は非常に重要です。購入予定の物件の「最寄り駅は何駅で、何線が通っているのか」といった情報を事前にリサーチしておくのはもちろん、現地確認の際には、実際に駅から物件までの道のりを歩いてみましょう。

上り坂が多かったり信号が多かったりすると、資料上の徒歩分数よりも駅までの距離が遠くに感じてしまうこともあります。そのため、物件の周辺環境も注意して観察しておくことが必要です。駅と物件の道中にコンビニやスーパーなどがあれば生活利便性が高いといえます。また、ファミリー層向けの物件では、周辺に公園や商業施設などがあれば、物件としての魅力も増すでしょう。

●建物に欠陥はないか
物件の質自体が疑われるような場合は、賃貸物件を探している人にとっても入居をためらわせる原因の一つになります。その最たる例が、クラックやタイルのはがれ落ちなどです。クラックと呼ばれる、コンクリートやモルタルに発生する亀裂が随所にみられる物件では、部屋内への雨水の侵入が懸念されますし、建物の強度を低下させる原因の一つにもなります。タイルがはがれ落ちているような場合も同様です。

●共用部は魅力的か
住む人の目に「共用部は魅力的に映るのかどうか」という点も重要です。デザイン性に優れたマンションの共用部は人々のあこがれの的になります。また、宅配ボックスやオートロックなど、生活利便性を高める機能がたくさん取り入れられたマンションは、人々に選ばれやすい傾向です。



現地確認は「入居者にとって魅力的か」という視点を大事に

不動産投資を検討するにあたって現地確認をしっかりと行うことは、不動産会社から提供される資料からだけでは読み解けない多くの情報を入手することにつながります。紹介したポイントを抑えつつ、「入居者にとって魅力的な物件かどうか」という視点を失わないように現地確認を行いましょう。



 

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